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【丸暗記?】MOSって簡単に合格できる?評判の理由と試験内容を解説

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)は簡単なのか、気になる人も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、MOSは難しい試験とは言えません。

とはいえ、「簡単だしノー勉でいける」と思って受けたら、悲しい結末を迎えることに……。

この記事では、そんなMOSの難易度と試験内容について解説します。

MOSは簡単?難しい?

MOSは簡単?難しい?

最初に紹介したように、MOSはどちらかというと簡単な資格試験です。

MOSの公式サイトでは、合格率が発表されていません。

しかし、資格スクールやパソコン教室の情報によれば「7割~9割」が合格すると言われています。

MOSの講座を開講している資格スクールやパソコンスクールでは、おおよそ合格率は7割~9割といわれています。

引用元:MOS資格は難しいの?合格率はどのくらい?気になる難易度を検証! | CHEWY

ただ、元からWordやExcelを使いこなせるからといって、ノー勉でいくのはあまりにも危険。

覚えられていない知識があったり、間違えて覚えている使い方があったりすることは多いですからね。

とはいえ、十分に事前準備を行えば、決して難しい試験ではないでしょう。

MOSは簡単という評判の理由

MOSは簡単という評判の理由

MOSが簡単といわれる理由は、以下の3つです。

  • 出る問題をある程度予測できる
  • 実務で使っている人は詳しい
  • 丸暗記でも受かるのか

詳しく見ていきましょう。

理由①:出る問題をある程度予測できる

1つ目は「出題問題について」です。

MOSは毎回出題内容が一定していて、模擬試験や練習問題で対策が取りやすい資格。

そのため、多くの受験者が独学でチャレンジしています。

特に受験者の多い「Excel(エクセル)」と「Word(ワード)」で、よく出る内容は以下となります。

今のあなたが、使い方をすぐに思い出せるか確認しましょう。

Excelの頻出内容
  • 画像挿入、テンプレート
  • オートフィルタ、グラフ
  • グループ作業、条件付き書式
  • 検索、行列関数、グループ化
  • ピボットテーブル、マクロ
Wordの頻出内容
  • 文字列、記号、特殊文字の挿入
  • 図面、グラフの作成
  • ハイパーリンク、テンプレート

理由②:実務で使っていてもともと詳しい

2つ目は「実務で使っていてもともと詳しい、という人が多い」ことです。

仕事で使っている人は、普段やっていることの延長線上で勉強できるため、簡単と感じるでしょう。

例えば、事務職では計算をするのにやり方を毎回調べるのは手間がかかりますし、毎日使う内容なので嫌でも覚えてますよね。

このことから、「MOSは簡単」と言っている人も一定数います。

理由③:丸暗記でも受かる

3つ目は、「丸暗記でも受かる」ことです。

MOSの出題パターンはおおよそ決まっているため、問題と答えを丸暗記したら合格できると思った人もいるでしょう。

しかし、丸暗記では学んだことを実務で活かすことができません。

丸暗記でも受かることは否定しませんが、せっかく勉強するなら内容も覚えておきましょう。

MOSは簡単?レベル別に考える

MOSは簡単?レベル別に考える

続いて、MOS試験が簡単かどうか、以下の2種類のレベルでそれぞれ紹介します。

  • アソシエイト(旧名:スペシャリスト)
  • エキスパート

アソシエイトは比較的簡単

アソシエイトは、初心者でも勉強すれば簡単に合格できる難易度だといえるでしょう。

学習期間の目安は「1~2か月」で、勉強時間の目安は「40~80時間」です。

実際にどんな問題が出るかも紹介しましたので、受験の参考にしてくださいね。

Excelの出題内容
  • ワークシートやブックの作成と管理
  • セルやセル範囲のデータの管理
  • テーブルの作成
  • グラフとオブジェクトの作成
Wordの出題内容
  • 文章の作成
  • 文字、段落、セクションの書式設定
  • 参考資料の作成と管理
  • グラフィックの要素の挿入と書式設定

エキスパートは簡単ではない

一方で、エキスパートは「簡単ではない」です。

エキスパートは、組織としての文章管理やデータ収集、グループワークを意識した機能やなど、ワンランク上の機能の出題が中心。

普段あまり使わない機能まで聞かれることもあるので、対策しておかなければ合格は難しいでしょう。

そんなエキスパートは、アソシエイトと比べ勉強時間が長くなると思われがち。

しかし、アソシエイトの内容を理解している人だと、同じくらいの勉強時間で合格可能です。

エキスパートも取りたい、という人はアソシエイトの内容をすべて理解するつもりで臨みましょう。

最後に、ExcelとWordでよく出る問題を紹介しますので、参考にしてみてください。

Excelの出題内容
  • ピボットテーブルの作成
  • 近似曲線の作成
  • VLOOKUP
  • AND・OR・NOT関数
Wordの出題内容
  • 文書のオプションと設定の管理
  • 高度な機能を使用した文書のデザイン
  • 高度な機能を使用した参考資料の作成
  • ユーザー設定の Word 要素の作成

まとめ:MOSはノー勉で受かるほど簡単じゃない

まとめ:MOSはノー勉で受かるほど簡単じゃない

この記事では、MOSは簡単なのかという疑問に答えました。

事務職などで普段使いこなしている人や、パソコンが得意な人にとっては「簡単」と感じるでしょう。

だからといって、ノー勉で受けると「受験料を無駄にした……」となりかねません。

使いこなせていて「簡単だ」と感じていても、全ての範囲を1度は学習しましょう。

とはいえ、この記事を読んで「MOSだと物足りない」と感じるかもしれません。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。